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単純そうに見えても・・・


身の回りには本当にいろいろなところに特許があります。

非常に身近な製品だと思うのですが、食べ物などを入れる容器があります。これにも特許をとっているものがあります。

例えば、特許4473333号(発明の名称:蓋体及びこの蓋体を備える容器)という特許があります(以下の図は、この特許の特許公報の図10を引用しました)。
容器特許

このような蓋にも特許があったりします。

そして、この特許には争いも生じており、知財高裁の平成25年(ネ)第10097号 特許権侵害差止等請求控訴事件という事件がありました。

この事件は、まず、被告の製造・販売等している容器が上記特許権を侵害するものとして特許権者が差止めや損害賠償等を求めたところ、原審で特許権者の主張が認められたため、それを不服として被告(控訴人)が控訴した事件です。

この事件では、知財高裁において被控訴人の一部の請求が棄却されましたが、それでも控訴人(被告)は各種の容器の製造、販売、販売の申し出についての差止、容器等の廃棄や蓋体等の金型の廃棄や損害賠償の支払いも命じられてしまいました。

容器や食器等についてはデザインについて意匠権を取得することも多いと思いますが、この事件のように特許を活用することも十分にできます。

特に、意匠の類似の範囲は狭いこともあるので第三者の行為をとらえきれない場合があります。
しかし、もし機能面で捉えることができる部分があるのであれば、特許を考えることが有効な場合があります。

もちろん、意匠と特許の双方で多面的に活用することも有効ですが、機能面で考えることができるのであればデザインがどうであれ同一の機能を発揮するものも権利範囲に含めることができるので非常に有効です。

自分たちがつくっているモノ・コトの機能にどのようなものがあり、その機能を発揮させている仕組みはどうなっているかを考えると、特許の種が見つかるかもしれません。

今知的財産事務所
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【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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