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【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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日米の特許の審査結果の通知を平均5か月程度にするとのニュースがありました(→ニュースはこちら。2017年4月12日検索。)。

一見すると、すごいと思うかもしれません(それでも5か月もかかるのか、と思われるかもしれませんが・・・)。

しかし、記事では「審査結果の通知」を短縮するとあります。

ここが曲者です。

というのも、特許出願すると、多くの場合、たいてい一度は「拒絶理由」が通知されます。つまり、この内容だと、先行技術と同一であるとか、先行技術から簡単に思いつきますよね等の理由から、このままでは特許になりませんよ、という通知が来ます(「拒絶」とありますが、あくまでも、このままでは特許にならない理由が記載された通知です。)。

そして、この拒絶理由に対して反論し、その反論について特許庁が更に審査し、拒絶理由が解消されていれば特許査定が来ます。しかし、拒絶理由が解消されていなければ、更に拒絶理由が来たり拒絶査定が来たりして、どんどん時間が過ぎていきます。

つまり、記事でいうところの「審査結果の通知」とは、最初の拒絶理由通知(あるいは、拒絶理由が来ないで一発で特許査定がくる場合もありますが)のことで、特許になるまでの期間が5か月になる、というわけではないと思います。

この点を見落としてしまうと、「5か月で特許になるのか」と勘違いしてしまうかもしれません。

もちろん、拒絶理由がないのであれば5か月で特許になることはありますが、もし拒絶理由があれば、5か月というのは「最初の拒絶理由」が通知されるまでの期間であり、その場合、実際に特許になるのは(もちろん、拒絶理由が解消されればの話ですが)、もっと時間がかかることになります。

となると、実際に特許になるまでどれぐらい時間がかかるの?ということになりますが、これは事案によって異なる、ということになります。

本当に早期に権利化したい場合は、通常の審査ではなく早期審査を活用し、特許庁の審査官と電話や面接でやり取りするという一手間をかけることが有効だと思います。

今知的財産事務所
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2017/04/12(水) 12:26 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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