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【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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特許や商標の調査を手軽に無料でできるのがJ-PlatPatですが、全ての特許出願や特許を調べることができるわけではありません。

出願から公開までのタイムラグがあることはもちろんなのですが、更に、蓄積されている文献にも限りがあります。

J-PlatPatの「文献蓄積情報」というところを参照すると分かるのですが、例えば、公開特許公報でいえば平成5年から蓄積され、特許公報でいえば、特許2500001~蓄積されていますが、それ以前は蓄積されていません。

したがって、特許出願前にJ-PlatPatを用いて先行技術を調査する場合は、J-PlatPatに蓄積されていない文献もあることを念頭に置く必要があります。

なぜならば、特許庁での特許の審査時に、J-PlatPatで調べて引っかからなかった昔の文献を引用文献として引かれることもあるからです。

いまでは、ほとんどの特許の場合、J-PlatPatで検索できる範囲の文献が引かれることが多いと思いますが、技術分野によっては結構昔の文献も引かれることがあるので、分野によっては少し気にした方がいいかもしれません。

このような特許調査に使えるデータベースは、各国にもあります。

例えば、台湾でも同様に台湾の特許庁(智慧財産局)のホームページで検索できます。

検索は、中国語と英語でできますが、ちょっと注意が必要です。

それは、中国語だと最新のデータを検索できるのですが、英語版の方は少し遅れているからです。

例えば、2017年4月4日現在、公開公報について英語版だと2017年2月1日まで収録となっていますが、中国語版だと2017年3月16日までが収録されています。一か月ぐらいのタイムラグですね。

このような感じで、調査に使うデータベースがカバーしている範囲がどのような範囲であるかをチェックしておかないと、後々、思いもよらない先行文献が通知される可能性もあるので注意が必要です。

※なお、弊所で利用している有料のデータベースはJ-PlatPatの範囲よりも古い文献も蓄積されています。抜け漏れをなるべく少なくするには、有料データベースも併用するといいかもしれません。

今知的財産事務所
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2017/04/05(水) 00:04 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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