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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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先日、地下鉄に乗っていた時のことです。
たまたま隣に弁護士さんが座っていました(弁護士バッジで分かったのですが)。

それだけなら別にどうということはないのですが、その弁護士さん、ごそごそとカバンから分厚いファイルを取り出し、パラパラめくり始めたのです。

何かの資料だろうなぁ、とちょと目をやると、なんと!訴訟資料でした。

甲◎号証の契約書やら、甲△号証の見積書やら・・・周りの目を全く気にせず、その弁護士さんは資料に目を通していました。

あえてまじまじとは見ませんでしたが、契約書や見積書は外に見せてよいものではないでしょう。まして、もし係争中だったとしたら・・・

これと似たようなことを時々見かけます。電車内でノートパソコンを広げて会社の仕事と思われるファイルを堂々と開いて仕事をしている人たちです。

私は仕事の資料を公共の場で広げたことはないのですが、この弁護士さんや電車内で仕事をしている人々の意識は、ちょっとないなぁ~と思います。

ところで、よく「これは企業秘密なんだよ」というセリフを聞きますが、法律(不正競争防止法)で守られる「営業秘密」と「企業秘密」とは違う場合があります。

よく聞く「企業秘密」は、その人が「重要な秘密」だと単に思っているものだったりすることがほとんどで、法律で守られるものでないことも多いのです(本当に重要な秘密だったら、周囲にだれがいるかも分からない居酒屋や喫茶店で「企業秘密」の話なんかしませんよね)。

法が守る「営業秘密」には、基本的に次の3つの要件を満たしていなければなりません。

(1)秘密として管理されていること(秘密管理性)
(2)有用な営業上または技術上の情報であること(有用性)
(3)公然と知られていないこと(非公知性)

各要件の詳細な説明は別の機会にしますが(いま知りたい人は経産省のHPへどうぞ→HPはこちら)、特に「秘密管理性」をきっちり確保していない場合が多くみられます。

基本的に、秘密にしたい情報について、その情報に接することができる従業員等に対して「秘密として管理していること」が分かるように明確に示していること、及びその情報に接した人が「秘密であると認識できること」が必要です。

ただ、もっと重要なのは、やはり、従業員等に対して「営業秘密」が重要な資産であり、秘密として適切に取り扱う必要性があることをきちんと認識させることでしょう。

そのような認識がなければ、いくら「この情報は秘密だよ」といっても、情報を持ち出し、電車内で仕事をしてしまうようになってしまいます。

まずはみんなの意識から、ということですね。

ちなみに、当然ですが、弊所では秘密情報ばかり扱っていますので、きっちり管理しています。
今知的財産事務所
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2017/02/11(土) 23:39 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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