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【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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三菱電機が海水を電波アンテナにする技術を開発しています。簡単に言えば、海水を空中に放出し、その際に生じる海水の水柱をアンテナにする技術です(→詳細はこちら。2016年4月8日検索。)。

海水さえあればどこでもアンテナの設置が可能になる技術であり、装置がコンパクトであるそうなので、持ち運びがしやすいそうです。緊急事態時にも活躍が期待できそうですね。

ここでは「海水」を利用しています。身の回りにある資源を有効活用する、後から言われてみれば簡単なのですが、思いつくまでにはいくらか壁があるようです。

しかし、こういった発想の例を知っていれば、資源を活用するということがどのようなことであるか、コツがつかめます。

例えば、かつて北海の漁船で、マストに海水が凍りつき、その重みで船が転覆する事故が多く発生しました。そのような事故を防止するためになるべく簡単に解決する必要が生じました。いまの時代ならマストはないので良いのですが、仮にマストがあった場合、例えば電熱線とかを考えるかもしれません。

しかし、当時はどうしたかというと・・・・

船の周囲には無尽蔵ともいえる資源があります。そう、三菱電機のアンテナと同様に海水です。

その当時、海水をマストにかけるという方法でマストに付着した氷を除去する方法を採用したのでした。

このように、対象の周りには必ずと言っていいほど何らかの『資源』があります。

上記の例では海水ですが、いま皆さんの周りには、まず間違いなく空気という資源がありますし、その空気中には水分も含まれているでしょう。また、空気には温度があるので、熱源になるかもしれません。更には、皆さんがいま建物の中にいるのであれば、建物自体やいすや机も一種の資源になります。

何か課題を解決しようとした際に、対象の周りにある資源を利用する(しかも、その資源の利用の仕方を工夫する)ことで思いもよらぬ解決方法にたどり着くこともあります。

課題の解決に結びつくヒントは、身の回りにあることもあるのですね。

今知的財産事務所
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2016/04/08(金) 23:36 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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