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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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工業所有権情報・研修館(INPIT)で、時刻認証業務認定事業者(TSA)が 発行したタイムスタンプの保管サービスが始まる予定です。実際のサービス開始は、2017年3月からの予定とのことです(→記事はこちら)。

特許出願できない技術的なノウハウや営業秘密は、適切に秘匿化する必要がありますが、係争時には、いつからそのようなノウハウや営業秘密を持っていたのかを証明する必要が出てくる場合があります。

そして、ノウハウや営業秘密を電子データとして持っている場合、その電子データがいつの時点以前から存在し、かつ、その時点から改竄されていないことを証明する必要があります。電子データは改竄が容易ですが、タイムスタンプを用いて対象となる電子データが特定の時点以前に確かに存在し、改竄されていないことを証明することが重要になってきます。

そのタイムスタンプは、ある意味、いつ起きるかわからない係争に備えてきちんと保管しておく必要がありますが、一企業で対応するのは、やはりかなり大変です。

それを、INPITが、「時刻認証業務認定事業者が発行したタイムスタンプトークンを、ユーザから預かって長期間安全にバックアップとして保管」し、「ユーザがそのタイムスタンプトークンを必要とした場合には、預入証明書とともにタイムスタンプトークンを提供」するサービスを開始することになりました。

ただし、秘匿化する電子データ(つまり、営業秘密)そのものを預けることができたり、タイムスタンプを発行したりするのではなく、TSAが発行したタイムスタンプトークンを保管することになります。

もちろん、何が営業秘密の対象になるのかは、その企業の事業戦略だけでなく、その企業がどのような市場において活動し、競合がどのような行動をしているのかなどを考慮して明確化していくことが前提なので、INPITのサービスを利用するのはそのあとになりますが、INPITのサービスは無料になる予定なので、有効活用したいところですね。

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2016/03/26(土) 21:59 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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