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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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「爆買い」という用語がすっかり定着しました。主に中国の方々が大量に商品を買い込むことに用いられ、例えば、化粧品や目薬、そして炊飯器等が良く買われています。

炊飯器などは、やはり日本の技術が優れているだけでなく特許も日本企業が抑えているので、中国で同等の物を製造販売できないため、日本に来て買う人が多いようです。

先日、中国の全人代で日本のような炊飯器を中国では作れない、と話題になったとニュースがありました(→記事。2016年3月21日検索)。高度な技術力&特許が存在しているため、中国では作れず、「中国の消費者が海外に炊飯器を買いに行くなど噴飯ものだ」とのことです。

この記事を読んで、どう思うでしょうか?

私は、やはり、中国は徐々に知財に対する啓蒙が進んでいると感じます。また、国としても知財の保護にこれまでより一層、力を入れているとも感じます。

ここのところ、中国の特許出願件数は膨大な数に上ります。もちろん、数が多ければよいわけではありません。その多くは技術的には高度なものばかりではないでしょう(ごみのような特許も多いでしょう)。また、特許があってもその使い方が適切でなければ、権利をとっても無意味になりかねません。

しかし、特許出願することで発明に対する認識が高まるだけでなく、知財に対する意識が高まり、また、技術の蓄積が徐々に進みます。そして、「数」を出すことで、その大部分が駄目なものだったとしても、数が多いだけに、その中にはダイヤの原石が含まれている可能性が高まります。

そして、上記のニュースのように中国の人々も「このままではだめだ」と考え、国家的に対策を打っています。

ビジネスでもそうなのですが、実際にビジネスをしている当事者は、どうしてもビジネス開始時における競合の状況が「変わらないもの」として仕事を進めてしまいがちです。

しかし、こちらが努力している分、競合も努力しているので、時間の経過とともに相手方も進歩・進化していることを考慮していないと、足元をすくわれます。中国の知財に関する状況もそうで、これだけ情報や人材がグローバルに流通している中、中国の技術力がいつまでもこれまでと同じ、というわけにはならないと思います(もちろん、技術力以外の面、例えば、商慣習や政治面等は別ですが。。。)。

いつまでも相手が同じと考えていてはだめで、時間経過に伴って相手も進化していることを忘れずに、自分たちも気を引き締めて物事を進めていかなくてはならないと思います。

今知的財産事務所
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2016/03/21(月) 00:02 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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