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ビジネスを進める際、知財に一度目を向けよう


ドラマや小説で特許が絡んだストーリーが普通に出てくるようになりました。一昔前なら「特許?」という感じだったのですが、いまは一般の人々も「特許」になじみが出てきたのではないでしょうか。

とはいえ、特許をはじめ、知財にこれまで馴染みがなかった企業(多くの場合、中小企業)は、まだまだ一歩を踏み出せないところも多いようです。

しかし、新規開発スタート時や新規製品の市場投入前等々、様々な段階で知財について一度考えてみる必要があります。

最近も、ある市の美術館・図書館の愛称が、市より先に第三者によって商標登録出願されてしまっていたため、その愛称の使用を中止したというニュースがありました。

これも、愛称を決める際に「世の中に公表する前」に商標調査し、商標登録出願すれば基本的には防げた話です。
(もし調査時に同一類似の商標があれば、公表前に異なる愛称を再考することができたでしょう。もちろん、データベースの公開のタイムラグがあるので、100%確実ではありませんが。)

そのような知財に対する手当てをしていなかったばかりに、最初に決めた愛称に投じた費用はすべて無駄になり、もしかしたら今後、新たな愛称を決める際に更に費用が掛かるかもしれません。特許や商標を取得するにはそれなりの費用が掛かりますが、知財を予め考えて事業を進めていかないと、結局無駄な費用が発生し、貴重な時間を失ってしまう場合があります。

新規開発時や新製品投入の「前」に知財を考えることは、ビジネスや事業を円滑に進めていくための必要条件だと思います。

ビジネスを突き進めるのはとても重要なのですが、ビジネスを走らせながらでもよいので、並行して知財に一度目を向けてみるとよいのではないでしょうか。

今知的財産事務所
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【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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