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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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新たな商標として色や音(おそらく、「動き」は「その他政令で定めるもの」により規定されると思われます)も対象になります。

しかし、現時点では、どのようにこれらの商標を特定して出願するのかや、どのような基準で審査されるのかは(おそらく特許庁内では原案はあると思うのですが)まだ分からない状況です。

また、改正条文の他人の特許権等との関係(商標法第29条)には「著作隣接権」も新たに入っています。

ここで、「動き」の商標は、視覚的に認識し得る図形等が時間の経過によって変化する商標をいいますが、おそらく商標の改正を検討したワーキンググループが想定していなかったような所から、不安の声が上がっているようです。

小耳に挟んだのですが、これまで知的財産「権」にあまり接していなかった伝統芸能(歌舞伎、狂言、あるいは茶道など)に携わっている方々が、『自分たちの舞や所作などの「一部の動き」についても第三者に権利をとられてしまうのか?』と心配されていると聞きました。

確かに、「著作隣接権」を条文に入れたことも併せて考えると、商標の対象に「動き」がもし含まれるようになった場合、伝統芸能における「動きの一部」についても商標権をとることができそうです。もし第三者にその様な権利をとられてしまうと、これまで営々と伝承してきた伝統芸能が使えなくなってしまうのではないか?という不安や心配の声が上がっているようです。

自分たちで商標権を取ればよいのでしょうが、これまで何百年も伝承してきたものについてわざわざ権利を取らなければいけないのか?第三者の商標登録出願をウォッチしなければいけないのか?となると、負担はかなり大きいものになります。

しかし、そもそも、その様な舞や所作は、『商標的使用』ではないと言えると思います。したがって、仮に舞の一部の動作について第三者に商標権が与えられたとしても、そんなに心配する必要はないと思います(また、審査においてもある程度は厳密な基準が設けられるとは思いますが。)。

ただ、このような心配が発生するのは、商標の特定法や審査基準などが公表されていないことから、疑心暗鬼になっている面がありそうです。

特許庁にはなるべく早く審査基準を公表してほしいものですね。

今知的財産事務所
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2014/05/29(木) 16:02 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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