カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

今知的財産事務所

最新トラックバック
FC2カウンター
 
よく聞く話ではありますが、ある企業が市場にある新製品をリリースした後、その新製品が顧客にとって良いものであればある程、『マネ』をしてくる企業が出てきます。

『マネ』をする企業にもいろいろあり、本当に完全に模倣のみする企業やよりよい改良版を考えようとする企業があります。

単に『マネ』をする企業は、開発費用がかからないので先行企業より安く製品を市場に出すことができることができる一方、先行企業のように様々な開発努力をしていないので、製品の「肝」に関する技術知識やノウハウや知恵の蓄積がほとんどありません。そして、このような企業は更にコストを下げるために、色々と手を抜くことがあります。

従って、往々にして単なる『マネ』企業の製品には不具合の発生率が高いことがあります。このような『マネ』企業の製品を使ったお客様はどう思うでしょう?やはり、「使えない製品だ!」、「何とかしろ!」とこの『マネ』企業に怒鳴りこむことでしょう。

そうすると、この『マネ』企業には「肝」に関する技術知識やノウハウがないのですから、お客さまの不満を解消することはまずできません(本家本元からすれば、逆にチャンスではあります。)。

結果として、この『マネ』企業からは顧客が離れるでしょうし、市場にはこの企業はダメ企業だというレッテルが貼られてしまうかもしれません。そうすると、その『マネ』企業の業績は低下し、リストラの嵐になるかもしれません(リストラしなくても、賢明な人はその企業を辞めてしまうでしょう。)。

単なる『マネ』、単なる『模倣』という手段をとる企業は、一時的な売り上げを確保することしか考えていないように思えます。

しかし、そのような企業は果たして顧客に対して(もっと言えば、社会に対して)真の意味で貢献しているのでしょうか?顧客に価値を提供すると共に雇用を発生させ(そして継続させ)、利益を出して社会に還元することが企業に求められているとすれば、その様な『マネ』しかしない企業には、やはり疑問符が付きます。

たとえ自らが新しい製品やサービスを創り出すことができなくても、顧客にとってより良い価値を提供することを考えて、他社の製品やサービスを新しい形に作り替えていくというような「創造的模倣」をするのならば問題ないのですが、単なる『マネ』、『デッドコピー』ではいずれ立ち行かなくなる気がします。

単なる『マネ』には手を出さず、地道にコツコツと真剣にやっていくことが、やはり大切なのではないかと思います。

そのような真剣な企業様を応援します。
今知的財産事務所
スポンサーサイト

2014/02/26(水) 12:24 | コメント:0 | トラックバック:0 |
コメント
コメントを投稿
名前
タイトル
メール
URL
コメント
パスワード
管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

この記事のトラックバックURL
 

この記事にトラックバックする (FC2 blog user only!)
 
この記事へのトラックバック


検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR