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【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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現在、新しいタイプの商標を認める方向で法改正が検討されています。新しいタイプの商標とは、「動き」のある商標(図形などが時間の経過によって変化する商標)、「ホログラム」商標、輪郭のない「色彩」の商標(図形等がなく、色彩のみからなる商標)、「位置」の商標(標章が特定の位置についている商標。海外ではプラダの靴で認められています。)、そして「音」の商標(欧米では久光のあのメロディーが登録されています。)です。

どのような場合に商標が類似するか等の具体的なことはこれから決まってきますが、ようやく日本でも認められることになりそうです。

しかし、例えば「におい」の商標等はまだ日本では認められそうにありません。

「におい」を人間がどう感じるかというと、「におい」を構成する化合物の分子が人間の嗅覚の細胞に到達し、その分子がその細胞を刺激することに起因します。つまり、「におい」を構成する化合物自体が人間の嗅覚器官に到達することで人間は「におい」を感じるのですね。

したがって、「におい」のもとは化学物質(化合物)自体ということになります。

商標権は、いったん取ることができれば、後は登録料さえ払い続ければ原則として、半永久的に存続する権利です。

すると、仮に「におい」について商標を認めると、商標権は独占排他権ですので、「におい」のもとである化合物に間接的に永久権を認めることになりかねません(もちろん、どのような形で商標として保護するのかにもよって変わってきますが。)。

特許権ですら保護期間は20年です(医薬品等では最大25年にすることも可能です。)から、「におい」についてそのような独占排他権を認めてもよいのかどうか、もっと検討が必要なのでしょうね。

それにしても、仮に「におい」を商標として認めた場合に特許庁での審査や裁判所での審理はどうするのでしょうか?まさか、警察犬ならぬ「審査犬」を養成したりして・・・

とにもかくにも、新しいタイプの商標制度が走り出した場合、弊所は素早く対応します。
今知的財産事務所
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2014/02/11(火) 16:42 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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