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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

今知的財産事務所

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「STAP細胞」で理研の小保方さんが脚光を浴びていますね(理研のHPはこちら)。既にPCT出願もされているとのことです(理研と東京女子医科大とブリガム・アンド・ウィメンズ病院の共願のようです)。

彼女は早稲田大学の応用化学出身で私も一応、早稲田大学の応用化学出身なので、私の後輩(!!)になるわけですが、いやはや、私とは大違いで素晴らしい成果を出しました。「これは常識だから」と言われて「はいそうですか」と言って引きさがらないところがいいですね。

これまでの優れた発明を見ても、得てしてそのような場合に画期的な発明になることが多いようです。

ビジネス上の課題解決にも、ある意味、常識を疑うことが突破口になることがあります。例えば、「逆転の発想」をしてみると、これまでの課題が解決できたりします。

例えば、豊後高田の「昭和の町」。

この町は、ある意味、放っておけばただの時代遅れな町でどんどん寂れるはずだったところ、時代遅れではなく「伝統的」な町であるというように発想を転換しました。

町を活性化させる際にどうするか?にはいろいろと手段があります。
ここでは「時の流れ」に絞って考えてみます。

まず、「新しさ」に着目してみます。
「新しい町」を作ろうとしても、これは各地にさまざまな新しい町(ミッドタウン、スカイツリー界隈、六本木ヒルズ等々)があることを考えると、勝負するのは難しいですし、しかもすぐに忘れ去られるか埋没してしまいます。

一方、「古さ」に着目しても、京都や奈良には到底勝てません。

そこで、現代に生きる人にとって結構近い「時」である「昭和」に着目したのが豊後高田です。新たに「昭和」という軸に着目し、その軸でトップになれるように街を整えたのです。

これは、一番初めに人々をひきつける「軸」を見つけた者の勝ちですね。

もうひとつの例は、浅草の花やしきです。
東京ディズニーランドや後楽園に比べたら遊園地としては小さすぎます。

しかし、それら大きな遊園地が「非日常」の楽しさを提供するのに対し、花やしきは「日常のスリル」を提供する、という立場に立つことで、人々を惹き付けています。ローラーコースターの最高時速はたったの42km/hとのことですが、あの狭いところで走ると、それは結構なスリル(楽しさ?)ではないでしょうか。

このように「常識を疑う」ということは、何らかの壁にぶち当たった時の一つの突破口になることがあります。アイデア出しにも応用できそうですね。

アイデア出しは異なる視点を持ったメンバーが加わることで活性化されます。そのようなアイデア出しを弊所も支援しています。

今知的財産事務所
(2014年3月15日追記)
とても残念なことに、小保方さんの博士論文にはコピペが、またSTAP細胞では画像の切り貼りがあったとのことです。

他人の論文を「引用」するならともかく、コピペをすることは著作権法上許されません。また、実験データを見やすくするような画像処理(たとえば、TEM写真などでコントラストを変えるなどの処理)ならばまだしも「切り貼り」というのはデータのねつ造を疑われても仕方ありません。

もしかしたら大学や大学院で著作権のことはおろか、実験データの取り扱いについて学んでいなかったのかもしれませんが、それ以前に他の人の著作物を勝手に使ったら、その他の人はどう思うのか?とか、画像を切り貼りしたら元データとは異なってしまうのにそれを平然とやってしまうというのは、倫理的にどうなのかと思います。

ただ、「STAP細胞」の成果自体がもし真実であれば、いずれ追実験成功のニュースも報道されるでしょう。せめて成果自体は真実であれば、と思います。

(しかし、知財に携わる身としては、著作権の意識が全然なかったのかなぁ、と思い残念ですね。。。)
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2014/01/31(金) 17:21 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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