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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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やはり、上流から仕事に関わることができることはとても面白い、と最近常々感じます。外部の専門職としては、さらに上流から下流まで関わることができれば最高ですね。

ところで、専門分野一筋!もいいのですが、それですと視野が狭まりがちで、後々『つぶし』が効かなくなるかもしれません。

ある程度の規模以上の企業には法務、経理、あるいは知財等の「専門職」が企業内に存在していることが多いと思います。中小企業であっても、一人で2役3役こなすかもしれませんが「専門職」は少なからず存在しているでしょう。

常々思うのは、「専門職」であってもその企業の全体を見ること、つまり、マネジメント的視点を持って仕事をすることが本当に重要なのだということです(中小企業ですと、トップマネジメントが「専門職」を兼ねていることが多いので一見、大きな問題はないかもしれませんが。。。)。全体を見ながら仕事を行うのと、全体を見ずに自らの職務だけに関することを行うのとでは、その企業全体のパフォーマンスに大きな差が生じると思います。部分最適は必ずしも全体最適に結び付かないからです。

一方、私のように企業「外」の専門職が企業「内」専門職と同様の立場になることができるとは限りません。むしろ、同様の立場に立つことはまずほとんどないでしょう。しかし、「外」にいるからといって「マネジメント的視点」を欠如していては、いくら個々の仕事が素晴らしいものであっても、全体として本当に良いかどうかは分かりません。

マネジメント的視点がない、マネジメント的思考ができない、あるいはそもそもその視点に気が付いていないと、いわゆる「専門バカ」(例えば、特許なら特許バカ)のようになってしまい、部分最適かもしれませんが全体最適からほど遠くなってしまうこともあります。

一昨年の日経ビジネス(2010年9月13日号)の記事に、上場企業に対して行ったアンケートから、顧問弁護士に対し、「専門性が偏っており、対応しきれない問題がある」ことや「最新の情報に精通していない」という不満が浮かび上がってきたとありました。

企業外部の専門職に対し、事業との関連をあまり明らかにせずに仕事を丸投げしてしまっては、企業が望む結果を得ることは難しいと思います。事業との関連が分からなければ「専門家」として事業の「外」で事業の目標とは関係なしに、専門の「範囲内」で最高の仕事をせざるを得ないからです。

その一方で企業内に専門職を抱えると、その専門職は自らが属する事業に「沿った」仕事を強いられ、事業環境が急変する場合や、現在のように事業環境の変化が激しい場合、外部では当たり前にできることもできなくなっている可能性もあります。つまり、「つぶし」が効かなくなってしまう恐れがあります。

知財の分野では企業内弁理士は数多く存在しています。その中でも弁理士数が多い企業と、少ない企業とがありますが、社内弁理士が多くても知財戦略がいまいちの企業もあれば、社内弁理士が少なくても知財戦略に優れている企業も存在しています。この違いは、おそらく「マネジメント的視点」を持っているか否かと、外部の専門職の活用方法の違いにあるのではないか?と思ったりしてます。

いずれにせよ『専門職』と呼ばれる人たちは(私も含め) 、できる限り企業全体のことも考えたうえで専門的な仕事を進めていかないとならないな、と思っています。そのためには、特に外部の専門職は、企業さんに直接足を運び、密にコミュニケーションをとる必要があるだろうと思います。


息切れしつつも?駆けつけます。
今知的財産事務所
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2012/01/20(金) 14:12 | コメント:1 | トラックバック:0 |
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