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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

今知的財産事務所

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たまには弁理士らしいことも書かねばならないなと思い、今回のブログを書いています。

特許権を取得する際に目の前の自社製品だけに注目してはいないでしょうか?

自社製品だけに注目していると思わぬところで足をすくわれるかもしれません。

逆に、視野を広げると・・・・

有名な具体例で説明しましょう。

皆さんはVHSもβマックスもご存じですよね?

しかし、最近の大学の学部生は、なんと!VHSもβマックスも知らない生徒が多いとのこと!

「そういえば、おじいちゃんの家にあった」とまで言われるそうです。

それはさておき、皆さん、VHSとβマックス、どちらが勝ったのでしょうか??

VHS?それともβマックス?

「βは事業撤退したからVHSの勝ちでしょ」とおっしゃる方がほとんどだと思います。

そもそも「勝ち」についての定義をしていませんでしたが、事業に関して言えば、βマックスは事業がなくなってしまったのですから、「負け」といえるでしょう。

では、「ソニー」は「負け」たのでしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが、ソニーはVHSにもβマックスにも使う技術(ローディング)について特許権を取得していました。

つまり、VHS陣営は、VHSを製造販売するためにはソニーに特許のライセンス料を支払う必要があったのです。

VHSを作れば作るほどソニーにライセンス料収入がもたらされました。

聞くところによると、βの開発等につぎ込んだ資金を優に超えるライセンス料収入があったとか。

特許権を取得する際には、自社が携わっている技術だけを権利範囲に含めるのではなく、他社が使う、あるいは使いたいと思う技術を如何にして含めるのか?を考えることが非常に重要であることを示す事例です。

近視眼的になったり、視野を狭めたままではいけないということですね。

さて皆さん。自社製品にのみ注目してはいませんよね?



今 知的財産事務所
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2011/03/31(木) 13:52 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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