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プロフィール

【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

今知的財産事務所

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今回の地震、津波により原子力発電所で事故が起こり、その影響で東京電力管内では計画停電が続いています。

この計画停電は、おそらく、かなり長期間続くと考えられます。場合によっては数年間。

休止中の火力発電所を復活させたとしてもそれだけでは電力需要は賄い切れず、仮に新たな発電所を建設するにしても長期間かかるからです。

そうするとどのようなことが今後、起こるでしょうか?

(1)省エネルギー機器の開発(局所最適)
まず、省エネルギー機器の開発、例えば、照明をLEDに代替するような技術開発が加速度的に進むことが考えられます。

つまり、電力を消費する様々な機器について、個々に省エネを目指す方向への技術開発が進むことがまず考えられます。

これは各人、各社が様々なアイデアを出し、自社製品に適用していくことで可能ですね。

アイデア出し、新コンセプトの創造等は弁理士でもサポートできますし、MOTが大きく役立ちます。

なお、国として、例えばエコポイントの製造業版のような省エネ製品に関する税制の工夫も後押しするでしょう。

(2)電力の効率使用(全体最適)
また、限りある電力を如何にうまく使うのか?つまり、限りある電力をどのような方法でどこに分配するのか?を考えたシステムが必要になってくるでしょう。

なんとなく語感の響きが良いというだけでなく、いまこそ本当に「使える」スマートグリッドが必要になってくるのではないでしょうか。

いま電力を本当に必要としているところはどこなのか?そこにはどれだけの電力が必要なのか?等をもとに電力を分配するだけでなく、電力消費者が太陽光発電等で電力を発電し、余った電力を販売する、ということを簡単にできるようにすることが必要です。

この場合の注意点としては、企業ごとにばらばらにスマートグリッド構想を推し進めるのではなく、例えば、コンソーシアム等を作り、ある程度、標準化を念頭に構想を作る必要があります。

つまらないプライドにしがみつき、50Hzと60Hzとをいつまでたっても統一できないようなことが起こってしまわないようにする必要があるのです。

したがって、ある程度は国の関与が必要になってくるかもしれません。ただし、必要以上にトップダウンをしてはまずいとは思います。

(3)生活様式の変化
更に、技術を使う側の人間にも変化が現れるのではないでしょうか。

つまり、生活様式の変化です。

これまでの日本は、夜、衛星から見ると日本列島の形が明りで浮き出るほど、電力を大量に消費してきました。

しかし、本当にそんなに電力を大量に消費することが必要でしょうか?

夜中、だれも人がいないのに煌々と照明を照らし続けたり、必要以上に明るく、時には煩わしいほど自己主張するネオンサイン。

こんなに電力を消費しなくても「素敵」と思える日本的な街づくりはできるはずです。

例えば観光を今後の日本産業の柱の一つにするのならば、けばけばしくどぎつい照明の海よりも日本らしい町並みづくりの方が海外の方にとって良いのではないかと思います。

今回の電力不足を機に、そのような生活様式の変化も起こるかもしれません。

いずれにせよ、技術面、システム面、生活面など、いろいろな変化が起こりそうです。
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2011/03/27(日) 19:48 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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