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【弁理士】今 智司

Author:【弁理士】今 智司
今(こん)知的財産事務所の所長ブログです。2011年1月に独立開業しました。MOT系弁理士です。知財はビジネスに役立たせてこそだ!と考え、技術、デザイン、ブランドの知財複合戦略を考えています。

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ピコ太郎さんの「PPAP」の商標についていろいろと話題が上がっていますが、その解説等は他の人に任せて、今日は「触感」の商標をご紹介します。

商標というと、ネーミングやロゴマーク等を思い浮かべると思います。ほとんどの商標は文字列や図形、あるいはその組み合わせで構成されています。

商標というのは、マーク等に化体(「かたい」と読みます)した業務上の信用を保護することをメインの目的としています。

とすると、信用がありさえすれば、文字や図形だけでなくても商標として扱ってよいと思いませんか?

例えば、ペコちゃん人形は「立体」ですが、あの人形を見ればどこの会社のどういった商売に使われているか、すぐ分かります。

実際、ペコちゃん人形は「立体商標」として登録されています(商標登録第4157614号)。

そして、日本では、つい最近(平成26年の改正で)動きの商標、ホログラムの商標、色彩の商標、位置の商標、そして音の商標が認められるようになりました。

既に多数出願されており、例えば、久光製薬のCMでよく流れている「ヒサミツ」(登録5804299)や、小林製薬の「ブルーレットおくだけ」( 登録5804301 )等々が音の商標として登録されています。

そして、先日、菊正宗酒造(神戸市)が、米国で販売するカップ酒容器の「手触り感」について、米国特許商標庁に商標登録出願したそうです(→ニュース記事はこちら。2017年1月30日検索。)。

日本では「触感」についての商標は認められていませんが、米国では認められているので、出願したのでしょう。

米国で認められている例としては、指定商品(ワイン)に対し、「ベルベットの手触り」の触感の商標が登録されています(米国:登録番号:3155702号)

商標として登録された場合、維持年金を払いさえし続けていれば、半永久的に保護されますので、このような「カタチ」として現れた商標は強力です。

ただ、「触感」の商標の登録例は少ない状況です。やはり、どのようにして特定すればよいのかという点などから審査も難しいですし、「触感」に安易に独占権を与えてしまうと、商品デザインの幅もどんどん狭くなってしまうので、審査も厳しいのだと思います。

とはいえ、日本でもこれまでになかったタイプの商標が認められるようになったので、自分たちの商品・サービスを表す商標として、チャネルに合わせて最も効果的な商標をいろいろと考える余地があるのではないかと思います。

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2017/01/30(月) 17:23 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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